ソルティフロッグ デザインスタジオ

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やっぱり「イラストレーション講座」の内容がよくわからないんですが


(図1)リンゴのイラストひとつとっても、その展開には色々なルートを考えられる


(図2)テーマ「リンゴ」だけだと無限に展開案が生まれてしまいそうだ…。さて、どのように整理していきましょうかね?

いよいよ一週間後に迫る「イラストレーション講座」
この講座を紹介する先々で僕は「画力の上がる講座ではありません」と宣言していることが一部の受講希望者のテンションを下げているのではないか?という話がありましてね(笑)、さすがに「本当に全く絵が上手くならない」と思われてしまうと語弊があるので、補足説明をしようと思います。

まずはわかりやすい例題をひとつ。

例題)

○○県の特産リンゴを改めてブランディングし、全国にそのリンゴの存在を広めたい。今回は他府県との差別化の意味も含めてイラストでアピールすることが決定した。その相談があなたの元に届いたとしましょう。

A)あなたがイラストレーターである場合、どんなリンゴを提案しますか?
B)あなたが担当者もしくはディレクターである場合、どんなリンゴを描いて欲しいとオーダーしますか?

いかがでしょう?
この例題ひとつとっても、色々なことが考えられると思いますが、皆様はどうイメージしましたか?
(図01)(図02)は打ち合わせ中に「イラストレーターが描いたメモ」だとすると、この講座でやろうとしていることが具体的にイメージしやすくなるのではないでしょうか。

イラストレーションは、完成品を見ればとても簡単なものに見えますが、ノーイメージの状態から生み出すには意外と経験値が必要です。イラストレーター、発注元の担当者、営業、ディレクター、デザイナー、それぞれの立場によって考え方も優先順位も「表現を言葉にする方法」も違います。ポイントはこんなところかな。

  • 打ち合わせをするときのポイントを考えてみる
  • 表現の引き出しとその展開方法を持っておく
  • 何を描けば、どんな効果を期待できるのか?言葉にしておきましょう
  • そのタッチは使いやすいですか?デザインとの相性を見極めましょう

こうしたポイントをふまえたイラストレーションは、絵の仕上がりだけでなく「このイラストに関わった全ての人達が満足する」ものになります。腕のいいイラストレーターさんは、画力以外にも、こうしたスキルがあるから色んな人達から信頼されて、仕事がまわってくるんですね。

はい。ここまで描いておいてアレですけど、何となく難しい印象になってきましたね。
確かに突き詰めていくと実際に難しい部分は沢山ありますよ?もちろん。でも、やることは「最適な図案を考えること」だし、こうした「絵の絡む」打ち合わせは「楽しいもの」でなければいけません。ユーモアや笑いがじゃんじゃん飛び交う打ち合わせになったら最高です。

この講座では、こうしたお題をワークショップを通しておしゃべりをしながら、ラフ案を沢山描きながら、楽しく体験していただきます。もちろん、「効率的なラフの描き方」といった絵の描き方もこの講座では触れていきます。一見ユルそうですし、やってる間はユルいノリですが、内容的にはとっても実践的なものになるでしょう。

んー、もう少し記事にしたいこともあるので、また余裕があればもう一本くらい説明記事を作成します。よろしくお願いします。

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